吉祥草寺の大トンド(準備編)

大きな写真は Zonerama でご覧頂けます。

1月14日は吉祥草寺の大トンドが行われます。
私はこの地区に住んでいるので毎年参加しています。じっくり写真を撮りたいのですが参加してるとそうもいきません。今年はスマホ片手に休憩中に撮ってきたので制作過程を少しだけ紹介します。

大トンドは地区(垣内)毎に制作する分担が分かれていますが私住んでいる所は以前は分担がなかったことも有り竹の扇をずっとやってきましたのでここを中心に説明しますね。

まず扇は長短併せて37本が基本ですが今年は閏年のため短いのが1本多く38本の竹が使われます。

まず切りそろえた物を並べておきます。
Jpeg

次に荒縄で縛っていきます。
Jpeg

扇形が出来ました。
Jpeg

次は上に藁を敷いていきます。
Jpeg

藁が敷き終わりました。
Jpeg

次は藁が編まれていきます。
Jpeg

扇の長さに合わせて編んでいきます。
Jpeg

ほぼ完成です。

扇の上に乗せ終わりました。

次は茅を編んでいきます。
Jpeg

このように編んでいきます。
Jpeg

茅が乗せ終わりました。
Jpeg

この後柴の芯を乗せ、扇を両側から巻いたところで本日の作業は終了。14日は化粧まわしを巻いて立てる作業が残っています。
Jpeg

それでは他の制作過程を紹介します。
トンドを立てる3本の松の杭です。
Jpeg

周りを藤蔓で囲います。
Jpeg

トンドの中心となる柴の芯です。
Jpeg

使う藁は穂先を綺麗にします。(しびきり)
Jpeg

茅は編む前に数本ずつまとめておきます。
Jpeg

鉢巻きと呼ばれる化粧まわしは藁を束ねた大きな物です。
Jpeg
このように束ねていきます。
Jpeg
出来上がった物はビニールをかけて当日まで保管されます。
Jpeg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です